【横浜】インビザラインが奥歯にはまらないときの原因・対処方法

アンフィットの原因は？

なぜアンフィットが起きてしまうのでしょうか。原因には以下のようなものが考えられます。

・装着の順番が間違っている
インビザライン矯正では、ステージに合わせて装着するマウスピースの順番が決まっています。間違った順番だと、そもそもマウスピースが入らなかったり、計画通りに歯が動かなくなったりして、浮いてしまう可能性があるのです。

・装着時間が短い
マウスピースを装着する時間は、基本的に1日20時間以上です。この時間よりも少ない日が何日も続いてしまうと計画通りに歯が動かず、次のマウスピースをはめてもきちんとはまりません。

・頻繁に取り外している
頻繁にマウスピースを取り外している場合も注意が必要です。マウスピースは素材にプラスチックを使っており、何度も取り外すと少しずつ変形してしまいます。その結果、矯正力が弱まってしまうのです。また、上記で説明したように装着時間も短くなります。

・アライナーチューイーの装着が不十分
マウスピースを装着する際は、アライナーチューイーと呼ばれるシリコン素材の補助道具も使用します。このアライナーチューイーを使っていない、十分に噛めていないなどの場合、マウスピースが歯にきちんと密着せず、浮いてしまうことがあるのです。

アンフィット時の対処方法

マウスピースが浮いてしまったときの対処方法もチェックしましょう。

・装着時間・装着方法を見直す
先述したように、マウスピースには装着時間が決められています。装着時間を厳守して、20時間～22時間程度は装着しましょう。また、アライナーチューイーを指示通りに使う、しっかりと噛むなど、正しい装着方法を守ることも大切です。

・担当の歯科医師に相談
マウスピースが浮いてお困りの際は、担当の歯科医師に相談しましょう。歯科医師が状況を的確に判断し、治療計画の見直しやマウスピースの再作製、一つ前のマウスピースに戻すなど、個々の状況に合わせた提案を行います。

インビザライン矯正において、アンフィットは治療計画に様々な影響を及ぼす可能性があります。理想的な歯並びを目指して治療を進めるためにも、気になることがあれば早めに歯科医院へ相談することをおすすめします。