【横浜】入れ歯の相談前に！義歯の役割・種類・必要性とは？

義歯とは？

義歯は失った歯を補うために装着する人工歯です。入れ歯やブリッジ、インプラントが当てはまります。一般的に義歯＝入れ歯を指すことも多いですが、人工歯の総称といえます。
ちなみに、むし歯を削り取った後の歯を埋めるインレー（詰め物）、人工の歯冠を被せるクラウン（被せ物）も補綴治療に含まれます。

主な種類

先述したように義歯の主な種類は入れ歯、ブリッジ、インプラントです。
まず入れ歯は、人工歯と歯を支えるための土台部分となる床で構成されています。また、総入れ歯と部分入れ歯の大きく2種類に分けられます。総入れ歯は1本も歯が残っていないときに使用し、部分入れ歯は1本または何本かの歯が抜けてしまった場合に使用するのが特徴です。
ブリッジは部分入れ歯と同じく、何本かの歯が抜けた場合に使用する義歯です。失った歯の両隣にある歯を土台にして、人工歯を橋渡しすることからブリッジと呼ばれています。
そしてインプラントは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を作ります。1本から全ての歯を失った場合まで、幅広い症例に適用できるという特徴があります。

義歯はなぜ必要なの？

義歯があることで上下の歯が揃い、下顎を正しい場所に固定できます。舌に力が入りやすく、食べ物もしっかりと噛めるようになります。よく噛んで食べることで消化を助け、胃腸への負担を軽減します。さらに、しっかり噛むことは脳にも良い刺激を与えられます。また、今残っている歯や歯茎を守ることも義歯の重要な役割です。
歯を失った場合、すぐに何らかの影響が出るわけではありません。しかし、そのまま放っておくと食べ物が噛めなくなる、顎の筋肉が衰える、歯並びや噛み合わせのバランスが悪くなる、顎や顔の形が変わるなどのリスクが高まります。また、脳への刺激が減ってしまい、認知機能の低下も懸念されます。このようなリスクを回避するため、義歯で欠損部分を補うのです。
一生涯にわたって健康な歯を維持するためにも、失ったままにせず将来を見据えた治療を行うことが大切です。

義歯を検討するにあたり、入れ歯が適している症例もあれば、インプラントと入れ歯のコンビネーションが適した症例などもあります。歯やお口の状態は一人ひとり異なるからこそ、まずは歯医者に相談して自分自身に合った義歯を見つけましょう。横浜で歯に関するご相談なら、地域に密着した秋元歯科クリニックまでご連絡ください。