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ボロボロの歯でも諦めない!治療方法の選択肢やインプラント治療について
歯がボロボロになる主な原因には、虫歯や歯周病が挙げられます。虫歯は細菌が糖質を分解する際に生じる酸によって歯が溶かされる現象です。歯周病は歯肉の炎症から始まり、進行すると歯を支える骨が溶けてしまいます。ボロボロの歯を放置していると歯の喪失や顎骨の吸収など、深刻な問題に発展するため、インプラントなどの治療で対処することが重要です。さらに、定期的な歯科検診を受け、適切な口腔ケアを心がけることで、健康な歯を維持することができます。
ボロボロの歯に対する治療

歯を残せる可能性がある治療方法
歯がボロボロになってしまった場合、多くの方が「もうダメかな…」と諦めてしまうかもしれません。しかし、諦めるのはまだ早いです。歯の状態によっては、様々な治療法によって歯を残せる可能性があります。
虫歯治療
初期の虫歯は歯の表面が少し溶けている状態です。この段階であれば、歯を削る量を最小限に抑えて、詰め物をすることで治療できます。中期の虫歯も、歯の神経に達していなければ、詰め物で治療できる可能性があります。
歯冠修復(被せ物)
虫歯が進行していても、歯の根が健康であれば歯の上部を削り、被せ物(クラウン)をかぶせることで歯の強度と美観を回復できます。
虫歯が神経まで達している場合は、神経を取り除いて根の中を消毒・充填する治療を行います。根管治療の後、被せ物をかぶせて歯の形と機能を回復します。
歯周病治療
歯周病で歯がぐらついている場合、段階的な治療で歯を残せる可能性があります。
- 歯石除去とブラッシング指導
- 歯周ポケットの清掃
- 歯周外科手術(必要な場合)
再植術
事故などで抜けてしまった歯を元の位置に戻し、固定する治療です。成功率を高めるために、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。
ボロボロの歯でも諦める必要はありません。歯科医師と相談し、自分に合った治療方法を選ぶことで、再び笑顔で過ごせるようになるでしょう。
歯周病が進行している場合の対処法
歯周病は、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です。放置しておくと、歯がぐらつき、最終的には歯を失ってしまうおそれがあります。歯周病の治療方法は、症状の進行度によって異なります。
スケーリング・ルートプレーニング
歯周ポケットの中に蓄積した歯石や歯垢を、専用の器具で取り除きます。さらに、歯の根の表面をなめらかにすることで、歯周病菌が付きにくくなります。歯周病の初期段階や中等度の歯周病に有効です。
歯周ポケット掻爬術
歯周ポケットの中で炎症を起こしている肉芽組織を除去します。中等度から重度の歯周病に適しています。
フラップ手術
歯肉を剥離して、歯の根の表面を徹底的にクリーニングします。歯周ポケットが深い場合など、重度の歯周病に対して行われます。
歯周組織再生療法
特殊な膜や骨補填材を用いて、失われた歯周組織の再生を促します。骨が大きく溶けてしまったなど、欠損が著しい場合に検討されます。
歯周病に伴う咬合調整
歯にかかる力が偏っていると、歯周組織に負担がかかってしまいます。噛み合わせを調整することで、歯周組織への負担を減らします。
歯周病は、早期発見・早期治療が大切です。症状に気付いたら、早めに歯科医院を受診しましょう。自分に合った治療・適切なケアを行うことで、健康な歯を保つことにつながります。
抜歯が必要な場合
歯を抜かざるを得ない状況になった場合、治療方法の種類としてはインプラント治療、入れ歯(部分入れ歯または総入れ歯)、ブリッジがあります。
それぞれの特徴を表にまとめると以下のようになります。
治療方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
インプラント | ・噛む力が天然歯に近い ・見た目が自然 ・周囲の歯への影響が少ない |
・費用が高い ・治療期間が長い ・外科手術が必要 |
入れ歯 | ・費用が比較的安い ・治療期間が短い ・取り外して清掃可能 |
・噛む力が弱い ・違和感がある ・見た目がやや不自然 |
ブリッジ | ・噛む力が回復できる ・見た目が自然 ・治療期間が短い |
・健康な歯を削る必要がある ・虫歯・歯周病のリスクが高まる |
どの治療方法を選択するかは、患者様の口腔内の状態や予算、生活スタイルなどによって異なります。例えば、噛む力や見た目を重視する場合はインプラントが適していますが、費用を抑えたい場合は入れ歯やブリッジが選択肢に挙がります。また、複数の歯を失った場合、オールオン4やオーバーデンチャーといった、少ない本数のインプラントで多くの歯を補える治療方法もあります。
最適な治療方法を選ぶためには、歯科医師との十分な相談が不可欠です。ご自身の希望や懸念点を伝え、専門家のアドバイスを受けながら決定することをおすすめします。
インプラント治療の詳細と特徴

インプラント治療は、失った歯の機能と審美性を回復する革新的な方法です。チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯冠を装着します。天然歯に近い見た目と機能、隣接する健康な歯を削る必要がない、骨の萎縮を防ぐ効果がある、長期的な耐久性が高いなど、様々なメリットがあります。ただし、全ての方がインプラント治療を受けられるわけではありません。
適応症例と禁忌事項
適応症例
- 十分な骨量がある
- 全身の健康状態が良好
- 口腔衛生管理が適切に行える
禁忌事項
- 重度の糖尿病や骨粗しょう症がある
- 喫煙習慣がある
- 顎の骨量が不足している
インプラント治療のプロセス
通常、インプラント治療のプロセスは以下のような手順で進みます。
- 診査・診断・治療計画立案
- 抜歯(必要な場合)
- インプラント埋入手術
- 骨との結合期間
- 上部構造(人工の歯)の作製・装着
治療期間は個々の状況により異なりますが、通常3~6ヶ月程度かかります。複雑なケースでは、骨移植などの追加処置が必要となり、さらに時間を要する場合があります。費用面は、1本あたり30~50万円程度が一般的です。ただし、保険適用外のため、全額自己負担となります。複数本のインプラントが必要な場合は、治療費が高額になることが考えられるため、事前に十分な説明を受け、理解しておくことが重要です。
インプラント治療は、ボロボロになった歯の機能を回復させるうえで効果的な選択肢の一つですが、個々の状況に応じて治療方法を選択することが大切です。
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