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マウスピース矯正とは? 歯並びが整う仕組みや利点、治療ステップを解説
「歯並びをきれいにしたいけれど、矯正は目立つから治療に踏み切れない」と悩んでいませんか。矯正器具が目立つことが気になる、痛みに抵抗があるという方には、透明で比較的目立ちにくいマウスピース矯正がおすすめです。本記事では、マウスピース矯正の仕組みや利点、注意点、治療ステップを詳しく解説します。歯並びを整え、自信を持って毎日を笑顔で過ごしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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マウスピース矯正とは?
マウスピース矯正とは、患者さんに合わせて作られたマウスピースで歯並びを整えていく矯正治療です。患者さんごとのオーダーメードで、フィット感が良く、かつ取り外しが可能な点が特徴。複数のマウスピースを段階的に交換し、徐々に歯を動かしていくことで理想の歯並びに近づけていく治療法です。
また他の矯正治療と比べて目立ちにくいため、仕事や学校などの生活に支障を来しにくい治療法として人気が高いです。接客業や営業職など、人前で話す機会が多い職業の方でも周囲の目を気にせず治療を進められるでしょう。
マウスピース矯正で歯が整う仕組み
マウスピース矯正では、歯に適切な力を加え、歯根膜を介して少しずつ歯を動かしていきます。歯根膜とは、歯と歯槽骨の間にある1mm以下の薄い膜のことです。歯と骨をつなぐクッションのような役割を果たしています。
この歯根膜に力が加わると、圧がかかった側では骨が吸収され、引っ張られる側では新しい骨が作られていきます。この骨の再構築が治療で繰り返されることで、歯が理想の位置へと徐々に動いていく仕組みです。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いは、歯磨きのしやすさや目立ちにくさ、日常生活への影響度にあります。ワイヤー矯正とは、歯の表面に装着したブラケットをワイヤーでつなげて歯並びを改善する方法です。
マウスピースは透明なため、歯の表面にワイヤーを付けるワイヤー矯正と比べて目立ちにくい利点があります。さらに取り外しも簡単なため、歯磨きがしやすいのもメリットです。
一方、ワイヤー矯正は取り外しができないため、歯磨きの際に不便さを感じるかもしれません。ただし、マウスピース矯正と比べ治療期間が短く済む可能性があります。
それぞれの特徴を理解し、ご自分の生活スタイルや治療目標に合った治療法を選びましょう。
マウスピース矯正の利点
ママウスピース矯正の利点は、以下の通りです。
- 見た目が自然で目立ちにくい
- 痛みが比較的小さい
- 治療費を抑えられる
- 取り外しが可能で柔軟性が高い
- 金属アレルギーの方でも治療を受けられる
見た目が自然で目立ちにくい
透明なマウスピースで歯を矯正していくため、装着感がなく見た目が自然で目立ちにくいのがマウスピース矯正のメリットです。
食事や会話の際も見た目を気にせず自然に振る舞うことができます。冠婚葬祭を控えている方や、人と話す機会が多い職業の方、就職活動をしている方にもおすすめの治療法です。
痛みが比較的小さい
他の矯正方法と比べて、痛みが小さい点もマウスピース矯正のメリットの一つです。ワイヤー矯正は、ブラケットとワイヤーにより歯を強い力で動かすため、装着直後や調整時に痛みを伴う場合があります。また装置が口内に当たると、傷ができたり違和感を覚えたりする可能性もあるのです。
一方、マウスピース矯正では歯を少しずつ動かすため、痛みが比較的少なく患者さんにかかる負担を軽減できます。
ただし、マウスピース矯正の痛みが完全にゼロというわけではありません。歯を動かしていく過程で一定の圧力がかかるため、装着初期や交換直後に痛みを感じる場合があります。
どちらにせよ歯を移動させる原理は同じなため、多少の痛みは避けられません。それを理解した上で自身に合った治療法を選ぶとよいでしょう。
治療費を抑えられる
マウスピース矯正は、他の矯正に比べて治療費を抑えられる傾向があります。
ワイヤー矯正にかかる治療費は60万~130万円ほどです。また特定の箇所のみを整える部分矯正の場合、30万~70万円ほどになります。
一方、マウスピース矯正の治療費は、60万~100万円ほどです。特定の箇所のみを整える部分矯正は、10万~40万円ほどになります。歯科医院や装着範囲によって異なりますが、マウスピース矯正の方が低予算で治療を進められる傾向があります。
取り外しが可能で柔軟性が高い
矯正中でも取り外しが可能なため、柔軟性が高いのもマウスピース矯正のメリットです。硬い食べ物や粘着性のある食品でも、マウスピースを外せば食べられるため、メニュー選びの制限がなく、また一口サイズにカットするなどの配慮も不要です。
また、家族や友人との外食でも口を開けることに抵抗感がなく、食生活に対するストレスが小さいでしょう。加えて歯磨きもしやすいため、口腔内を清潔に保ちやすいという副次的な利点もあります。
金属アレルギーの方でも治療を受けられる
マウスピースは医療用のプラスチック素材で作られており、金属を一切使用していません。このため、金属アレルギーの方でも治療を受けられます。
なお金属を使用していないセラミックタイプのワイヤーもありますが、費用が高い傾向があります。金属アレルギーの方は歯科医師にその旨を伝えた上で、ご自分に合った治療法を選びましょう。
マウスピース矯正で注意すべき部分
マウスピース矯正は、見た目が自然で審美性を保ちやすい、治療費を抑えられるなどのメリットが多くありますが、その一方で注意すべき部分もあります。
事前に以下の3点を理解しておきましょう。
- 食事中や歯磨き中以外は装着しなければならない
- マウスピースが向かない場合がある
- 装着している間は食事を取れない
食事中や歯磨き中以外は装着しなければならない
普段通りの食事を楽しめる、また歯磨きがしやすい点はマウスピース矯正のメリットです。しかし裏を返せば、食事や歯磨き以外の時間はマウスピースを装着し続けなければいけません
マウスピースは、一日当たり17~20時間以上付けている必要があります。装着時間や外すシーンのルールを守ることで、理想の歯並びに近づいていきます。
マウスピースが向かない場合がある
マウスピースは、全ての症例に適している矯正方法というわけではありません。例えば、重度の歯列不正や大幅なかみ合わせの改善が必要な場合、マウスピースだけでは十分な矯正力が得られない可能性があります。
こうした症例の場合、ワイヤー矯正や外科的処置が必要になる可能性があります。歯科医師と相談しながら、どのような治療法なら理想の歯並びを実現できるのか考えていきましょう。
また、喫煙している方は矯正治療ができない可能性もあります。たばこの成分が口腔内環境を悪化させ、治療の効果を妨げることが考えられるためです。こちらも歯科医師と相談の上、治療の方向性を決めていきましょう。
装着している間は食事を取れない
マウスピースを装着している間は食事を取れません。これは、食べ物のかすがマウスピースと歯の間に入り込み、虫歯や歯茎の炎症を引き起こすリスクがあるためです。また食べ物だけでなく、ジュースやお酒などの飲料も避けなくてはなりません。
間食が多い方や水以外の飲料をよく飲む方、料理関係の仕事に就いている方にとって、こうした制限はストレスに感じる可能性があります。
マウスピース矯正の治療ステップ
マウスピース矯正のステップは患者さんによって異なりますが、基本的には以下の流れで進めていきます。
- 歯科医院でカウンセリングを受ける
- 歯の状態を検査し、自分に合った治療法を決定する
- マウスピースを作る
- 指定された期間で治療を進める
- 矯正期間が終了する
- リテーナーを装着する
- 定期的に歯科検診を受ける
まずは歯科医院で歯並びやかみ合わせの状態を診断し、患者さんの希望を考慮した上でマウスピース矯正が適しているのかを判断するところからスタートです。その後は治療計画に基づき、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。
矯正期間が終了したら、歯並びを安定させるためにリテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。リテーナーの使用を怠ると、せっかく整えた歯並びが後戻りしてしまう可能性があるため、歯科医師に指定された期間はしっかり装着しましょう。
なお、治療が完了した後も定期的な歯科検診が欠かせません。きれいな歯並びを維持するためにも、虫歯や歯周病の予防を含めた口腔ケアを継続しましょう。
マウスピース矯正で歯並びを整えよう
マウスピース矯正は、透明で目立ちにくく、取り外しが可能な矯正治療法です。いつも通りの食事や歯磨きがしやすい点が大きなメリットで、矯正中の見た目が気になる方におすすめの方法でもあります。
治療はカウンセリングと検査から始まり、専用のマウスピースを作成した後は数週間ごとに交換しながら進めていきます。「周囲の目を気にせず治療をしたい」「痛みが小さい治療法を選びたい」とお考えの方は、ぜひマウスピース治療をご検討ください。
あきもと歯科では、患者さん一人ひとりの歯並びやかみ合わせの状態を丁寧に診断し、それぞれに合った治療法をご提案。歯科矯正治療の経験が豊富な歯科医師が、皆さまの治療を全力でサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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