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インビザラインとは?治療の流れや金額の目安を解説

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インビザラインとは?

インビザラインとはマウスピース矯正のパイオニア的な存在です。1997年にアメリカで開発され、これまで日本を始め世界中の多くの人がインビザラインによる矯正を受けています。インビザラインは他のマウスピース矯正ブランドと違い、部分矯正から全体矯正まで幅広く対応しているのが特徴です。この記事ではインビザライン矯正とはどのようなものか、治療の流れ、金額の目安、メリット・デメリットなどについて説明します。

インビザライン・マウスピース矯正の治療なら横浜市神奈川区羽沢の歯科医院あきもと歯科へ

インビザラインとはマウスピース矯正ブランドのひとつ

インビザラインとはマウスピース矯正ブランドのひとつで、1997年にアメリカで設立されたアライン・テクノロジー社によって開発されました。[注1] マウスピース矯正のパイオニアともいうべき存在で、2020年10月時点で世界100ヶ国以上、900万人を超える方が治療を受けています。[注2]

通常の矯正との違いは矯正の目立たなさ

インビザラインはアライナーと呼ばれる透明のマウスピースを使用して歯を矯正します。それまで主流だったワイヤー矯正は歯の表面にブラケットと呼ばれる器具を装着するため、矯正していることが一目でわかってしまい、目立つのが難点でした。

しかしインビザラインはマウスピースが透明であるため、ワイヤー矯正と比べるとほとんど目立ちません。食事や歯磨きの際は取り外しができますし、ワイヤー矯正のようにキャラメルやお餅が食べられないといったこともありません。好きな食べ物を食べられます。またワイヤー矯正のようにスポーツや楽器演奏で口中の粘膜を傷つけてしまうこともありません。このようにインビザラインは非常に画期的な矯正治療なのです。

インビザラインで矯正できる範囲

マウスピース矯正にはインビザラインと格安マウスピース矯正(LCM)があります。LCMが前歯など部分的な矯正を主に対応しているのに対して、インビザラインは部分矯正だけではなく全体矯正にも対応しているのが大きな特徴です。

インビザラインGoシステム

インビザラインGoシステムとはインビザラインの中でも前歯から第二小臼歯までの軽度の矯正に使われているシステムです。大臼歯には対応していないため大きく動かすことはできません。しかし前歯部分に特化しているため、治療期間は平均3.5か月と短く、料金もリーズナブルなのが特徴です。

インビザラインの治療流れ

インビザラインの治療流れ

インビザラインの治療は具体的にどのようなものなのでしょうか。治療の流れや金額の目安、治療にかかる期間について説明します。

1. 治療はカウンセリングからスタート

インビザラインの治療はまずカウンセリングから始まります。歯並びの悩みやインビザラインに関する疑問をヒアリングした後で、インビザラインのメリット・デメリットや具体的な治療内容、費用等について説明します。

2. 検査では虫歯や歯周病の有無を確認

次に行うのは検査です。まず虫歯や歯周病の有無を確認します。それらがある状態でインビザラインによる矯正は開始できないからです。虫歯などがなければiTeroと呼ばれる3D光学スキャナで口の中を撮影して三次元データを収集します。このデータをアライン・テクノロジー社に送り、マウスピースが作られるのです。シリコンなどで型を取る必要はありませんから、患者様への負担がかなり軽減されます。

診断した内容や収集したデータに基づいてクリンチェックソフトウェアと呼ばれる専用ソフトにより治療計画が立てられます。矯正の経過は3D動画でシミュレーションされるため患者様も治療の様子をイメージしやすいのが特徴です。

3. マウスピースが数週間で届く

数週間でアライン・テクノロジー社からマウスピースが届き、治療が開始されます。マウスピースは約2週間ごとに交換。通院は1~2か月に1回の間隔で行います。

矯正終了後は保定期間があります。これは歯並びが元に戻るのを防ぐためです。リテーナーと呼ばれる保定用の器具を1~2年使用します。

金額の目安は70〜100万円程度

インビザラインに必要な費用の目安について説明します。全体の歯並びを矯正する場合で70~100万円程度、前歯など部分的な矯正をする場合で30~40万円程度です。

また治療中の定期検診費は別費用のところもあります。そういった料金体系ですと、最初に想定していた費用よりも増えてしまう可能性があります。そのため最初のカウンセリングで全体の費用がいくらになるのか、内訳はどうなっているのかをよく確認し、納得することが大切です。

あきもと歯科ではインビザラインは80万円、インビザラインGoシステムは30万円。その他に必要なのは診断・分析費の3万円で、カウンセリング料や矯正治療中の定期検診費は無料です。

治療にかかる期間は3ヶ月半〜2年程度

インビザラインの治療にかかる期間は3ヶ月半~2年程度と非常にばらつきがあります。インビザラインGoシステムの場合は3か月半程度です。軽度の矯正の場合は短いですが、全体を矯正する場合は2年程度と長めになります。

インビザラインの4つのメリット

インビザラインで矯正するメリットはどんなものがあるのでしょうか。インビザラインには目立ちにくいだけではなく、さまざまなメリットがあります。インビザラインのメリットについて説明します。

1. 取り外しができ、清潔さを保ちやすい

ワイヤー矯正ですとブラケットを外せないため、歯磨きが難しい欠点があります。この点インビザラインはマウスピースを取り外して歯磨きができるため、虫歯や歯周病になりにくいのです。

2. 装着中も目立ちづらい

ワイヤー矯正のブラケットは歯の表側に接着してあるため、非常に目立ちやすいのが欠点です。一方でインビザラインのマウスピースは透明ですから、つけていても注意して見ないとわかりません。人前で話す機会が多い人や結婚式など特別なイベントを控えているなど、矯正を躊躇していた方もインビザラインなら気にせず矯正治療ができるのです。

3. 診療回数・時間が比較的少ない

ワイヤー矯正の場合、月に1回は通院しないといけません。しかしインビザラインの通院は1~2か月に1回です。仕事が忙しく、頻繁な通院が難しいという方にもおすすめです。

4. 痛みや口内炎などのトラブルが比較的少ない

ワイヤー矯正はブラケットが凸凹しているため、口内の粘膜を傷つけてしまうほか、口内炎の原因になってしまうこともあります。その点インビザラインはマウスピースの凸凹が少なく、ワイヤー矯正と比べて痛みや口内炎などのトラブルが少ないのです。

インビザラインの4つのデメリット

従来の矯正と比べるとメリットが多いインビザラインですが、メリットばかりではありません。インビザラインのデメリットをいくつか挙げてみます。

1. 症例によっては治療できない場合がある

インビザラインは歯を大きく動かすのが苦手です。そのため元々の歯が少ない場合や歯並びが悪すぎる場合、抜歯を伴う場合はインビザラインでは治療できない可能性があります。また重度の上下顎前突(出っ歯や受け口)がある場合も同様です。上下顎前突は歯を動かすだけではなく、外科手術が必要になることが多いからです。

またインプラントが多数入っている場合もインビザラインでの矯正はできません。インプラントは人工の歯根を埋め込んでいるため、天然歯根と違って動かすことはできないからです。

【関連記事】インビザラインの噛み合わせについて

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2. 飲食時には外さなければならない

インビザラインを装着したままでの飲食は、原則として水以外はできません。食べ物や砂糖入りの飲み物は虫歯の原因になってしまいますし、マウスピースが傷ついてしまう可能性があります。またお茶やコーヒーであってもマウスピースが変色してしまうため外した方が無難です。

飲食後は必ず歯磨きをしてから再度マウスピースを装着する必要があります。ですからちょっと間食…というのが面倒になってしまうかもしれません。

【関連記事】インビザライン中の飲み物について

3. 装着時間・方法を守らなければ効果が出にくい

インビザラインは患者様自身がマウスピースを取り外せます。しかし1日に20時間はマウスピースを装着しないといけません。もしも長時間装着を忘れていると、マウスピースがはまらなくなってしまうこともあります。そうなると予定の期間では治療が終わらず、治療期間が伸びてしまうほか、費用も追加でかかってしまう可能性があります。

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4. マウスピースの管理は自己責任

インビザラインは気軽に取り外せるのがメリットですが、その分管理に気をつけなければなりません。マウスピースを取り外したときは、専用ケースに入れて保存しましょう。ちょっとの間だからとティッシュなどにくるんで置いておくことがあるかもしれませんが、ゴミと一緒に捨ててしまうこともありえます。ちょっと外す場合でも専用ケースに入れる習慣をつけておいた方がよいでしょう。

また何番のマウスピースを使っているのかわからなくなるケースもあります。交換曜日を決めておくなどして、マウスピースの交換を習慣化しておくことが大切です。また交換後のマウスピースはしばらく保管しておきましょう。現在使っているマウスピースをなくしてしまった場合や、マウスピースに違和感が出てきた際などに、以前のマウスピースを使うことがあるからです。

まとめインビザライン矯正ならあきもと歯科へ

あきもと歯科ではインビザライン、インビザラインGoシステムの両方に対応しています。デンタルローンも使えますから、月々わずかなご負担で治療を受けることが可能です。また鶴見大学歯学部附属病院など他医院とも連携しています。矯正についてお悩みの方はお気軽に相談してください。

[注1]Align Technology - Our History https://www.aligntech.com/about

[注2]Align Technology Careers https://jobs.aligntech.com/careers

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